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#1 ムンバイという街で暮らすということ

なつ

私は仕事の関係で、昨年9月から半年間、長期出張という形でインドのムンバイに滞在していました。そして、これから2年間住む予定の街も、同じくムンバイです。

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なぜインド?

インドに行くことになったきっかけは、私の勤務先がインド事業を強化する方針を打ち出し、本社から現地に社員を派遣することになったこと。その中で、本社でインド事業を担当していた私に白羽の矢が立ちました。

短期出張(1週間程度)では何度か訪れたことはありましたが、1ヶ月以上の長期滞在は今回が初めて。「ある程度まとまった期間、海外で暮らす」という意味では、大学時代にイギリスへ1年間留学して以来の海外生活です。ただ、学生としてのイギリスと、社会人としてのインドでは、立場も、生活スタイルも、感じ方もまったく違っていました。

どこに住んでいるの?

ムンバイの「ポワイ(Powai)」という街に住んでいます。長期出張中は、外資系ホテルが運営するサービスアパートメント(SA)に滞在していました。

サービスアパートメントは、ホテルのような快適さと、日常生活に必要な設備が整っている点が特徴です。清掃や洗濯も基本的に任せられるので、出張者にとってはとても助かります。

 サービスアパートメントホテル
滞在スタイル1ヶ月以上の入居期間となる契約が必要1泊から利用できる(短期滞在向け)
家具・家電・設備炊飯器・洗濯機・アイロン・ダイニングテーブルなど、日常生活に必要な設備や家具・家電が備え付けられている電子レンジや小型の冷蔵庫などはあるが、自分で料理したり洗濯したりすることは難しく、外食やランドリーサービスの利用がメインとなる
部屋の清掃サービス概ね週一度の清掃・リネン交換がある毎日利用できる

ムンバイってどんな都市?

ムンバイはインド西部に位置する、人口約1,240万人の大都市で、インドで2番目の規模を誇ります。よく「インドのニューヨーク」とも例えられますが、実際に生活してみると、アメリカのNYとは…なかなかのギャップがあります(笑)。

ちなみに、子どもの頃の夢は「ニューヨークに住むこと」だったので、ある意味では遠回りな形で夢が叶ったのかもしれません…。

主要都市❶ デリー❷グルガオン❸ ムンバイ❹ バンガロール
面積
人 口
1,483㎢
16.8百万人
732㎢
0.9百万人
603㎢
12.4百万人
741㎢
9.6百万人
気候寒暖差が激しい
5~6月40℃超
12月 10℃
デリーと同様気温一定20℃~30℃
40℃近くの日も
雨季(6~9月)に大雨
標高が高く、過
ごしやすい気温
特徴政治の中心
インドのワシントンDC
デリーに隣接する衛星都市。日本人が一番多い金融の中心
インドのニューヨーク(?)
ITの中心
インドのシリコンバレー

ムンバイの中の「ポワイ」という街

私の住んでいるポワイは、ムンバイの中心から北東に位置する、湖畔に広がる落ち着いた街です。治安も比較的よく、日本人駐在員も多く暮らしています。近くには日本食が手に入るスーパーや、“インド版・成城石井”とも言える「Nature’s Basket」もあります。

ポワイ湖のまわりは舗装されていて散歩できるらしいのですが、騒音(クラクション)や突然の豪雨など、インドならではの“リスク”も多いため、実はまだ一度も散歩できていません。(慣れてきたらチャレンジしたいです)

ちなみにこのポワイ湖、ワニ(Crocodile)が生息しているらしいです…!え、本当に!?

今日はこのあたりで。最後まで読んでいただき、ありがとうございました🐶

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この記事を書いた人
なつ
なつ
インド駐在・30代社会人
小さい頃から海外の文化に興味はあったものの、高校を卒業するまでは日本を出たことがありませんでした。 大学時代にイギリスへ留学したことをきっかけに、海外旅行が趣味となり、友人と、あるいは一人で、さまざまな国を旅するようになりました。 そしてこのたび、仕事の関係でインドに駐在することになりました。 このブログは、インド駐在中の何気ない日常や気づきを綴る、ごく個人的な記録です。 日本の味“お雑煮”が恋しくなるような瞬間や、チャイの香りに癒される午後など、和とインドが交差する暮らしの中で感じたことを、できるだけ素直に書いていきたいと思っています。 これからインドに渡る方や、異文化の暮らしに関心のある方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
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